FOO FIGHTERSのDAVE GROHL、QUEENS OF STONE AGEのJOSH HOMME、LED ZEPPELINのベーシスト、JOHN PAUL JONESからなるスーパー・グループのTHEM CROKED VULTURESが、直前に発表されたばかりのオースティン・シティ・リミッツ・フェスティバルへの参加を含め来月、初のUSツアーを敢行する。

彼らはYEAH YEAH YEAHSやKINGS OF LEONよりも前に、フェスティバルの初日の夜（10/2）に出演する。また、同様に10/1、ACL AFTERSHOWシリーズの一環でSTUBBのBBQで行われるフェスティバルのオープニングにも登場する。

オースティンでのコンサートは、10/8デトロイトのフィルモアを皮切りに、東海岸へと向かう彼らの北米クラブ・ツアーに勢いをつけるものだ。すでに決定している日程は、10/9のトロントのサウンド・アカデミー、10/11のボストンのハウス・オブ・ブルース、10/12のフィラデルフィアのエレクトリック・ファクトリーなど。デトロイトとフィラデルフィアのチケットの前売りは今週金曜日からライブ・ネイションで発売される。

先週、ロンドンのブリクストン・アカデミーでのARCTIC MONKEYSの前座や今週末のリーズとレディングに登場しファンを驚かせたTHEM CROOKED VULTURESだが、12月にはUKで短期のツアーを行うことになった。NMEはバンドは10/10プリマス・パビリオンから12/17ロンドンのハマースミス・アポロまでツアーを行うと伝えている。

先月、シカゴのメテロで行われたPOST-LOLLAPALOOZAで初登場し、大きな話題となり、今年最も期待されるバンドのひとつとして急浮上してきたが、今後のバンドの録音物に関してなどまだ詳細がはっきりしていない。ライブではトリオにリズム・ギターとしてQUEENS OF THE STONE AGEのALAIN JOHNNESが加わりカルテットとなる。初ライブでは、スピーディで激しい「ELEPHANT」、暗いギターのリフが特徴の「DEAD END FRIENDS」、ハードなブルース・サウンドの「WARSAW」「SCUMBAG BLUES」など12曲を熱演した。

ファンは毎月YOUTUBEでほとんどフルヴァージョンで何曲かを視聴できる他、バンドも数週間前に行ったスタジオでのセッションの模様の断片をアップしている。その中には14秒のアニメのプロモ・クリップや「ELEPHANT」「NOBODY LOVES ME AND NEITHER DO I」のスタジオ作業中のメンバーを写す2本のビデオも含まれている。彼らのデビュー・アルバムは今年末、もしくは2010年の初めごろまでにはリリースされるのではと期待されている。